キャットフードには小粒や大粒といったサイズの違いがありますが、小粒のキャットフードは何のためにあるのでしょうか?
ここでは小粒のキャットフードについて詳しく説明していきます。
小粒のキャットフードとは?
小粒のキャットフードはメーカーによってその大きさに違いがあります。
一般的なものよりも小さくなっているものが小粒と言われています。
形状は、細い長方形や三角形、テトラポット型などがあり、思っているよりも小さく感じることもあるようです。
小粒のキャットフードは今現在も販売されているため、需要があるということです。
小粒キャットフードのメリット
小粒のキャットフードには作られているメリットがあります。
粒が小さいことでどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、小粒キャットフードのメリットについて説明していきます。
子猫に適している
小粒のキャットフードの最大のメリットは、子猫が食べることができるという点です。
子猫は口や食道が小さいため、小粒のキャットフードでないと食べれないことがあります。
また、噛む力も弱いので、小粒のフードは噛み砕く必要がなく食べることができるのです。
特に、離乳食からフードに切り替える時期の子猫には適していると言えます。
その他にも、噛む力が弱っている高齢の猫にも適していると言えます。
消化に良い
小粒のキャットフードは消化がしやすくなっています。
猫自体が消化が苦手なために吐き戻しを起こしたりすることがありますが、胃腸が弱い猫でも小粒であれば消化することができ、消化不良によるフードの吐き戻しがなくなります。
消化機能が低下している高齢の猫にはおすすめです。
給餌量の調節がしやすい
小粒のキャットフードは給餌量が調節しやすくなっています。
ちょっとした量の調節も粒が小さいため細かくグラム調節ができ、猫の体調に合わせて給餌量を調節することができます。
小粒キャットフードのデメリット
小粒のキャットフードにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
メリットとデメリットを見比べることで、どちらのフードが愛猫に合っているのか見極めるようにしましょう。
早食い・丸呑み
小粒のキャットフードは丸呑みができてしまうので、吐き戻しを起こすこともあります。
これは喉にフードが突っかかってしまうことで起こるため、消化機能との関係ではありません。
また、丸呑みして吐き出してしまう猫の特徴としては、早食いしているということも関係してきます。
消化の良い小粒のフードですが、早食いで丸呑みしてしまうとそのまま吐いてしまうこともあります。
小粒キャットフードの与え方
小粒のキャットフードはどのように与えたら良いのでしょうか?
もしも、猫が食べないときにはどうしたらよいのでしょうか?
ここでは、小粒のキャットフードの与え方について説明していきます。
年齢
小粒のキャットフードは年齢によって与えた方が良いです。
特に子猫の場合には、小粒のキャットフードを与えるようにしましょう。
メリットでも書きましたが、子猫は口や食道が小さいので小粒の方が食べやすくなっています。
また、成猫でガツガツと食べる猫は、早食いをしてフードを丸呑みしてしまうこともあります。
年齢や体格によって切り替えるようにしましょう。
食べないとき
小粒のフードを食べないときには工夫して与えてみましょう。
小粒のフードは食べにくいということがないので、味や風味の好みが問題となっていることもあります。
お気に入りのおやつやウェットフードをトッピングすることで食べることもあります。
また、風味を変えるためにも、手作りのスープなどをかけてあげることもおすすめです。
まとめ
小粒のキャットフードは子猫や胃腸が弱い猫、高齢の猫におすすめであると言えます。
小粒のため食べにくさがなく、小型の猫でも食べることができ、噛む力が弱くなっている猫でも食べることができるからです。
また、消化がしやすくなっているため、猫の体に負担をかけることがなくなります。
給餌量も調整しやすくなっているため、飼い主さんの手間を省くこともできます。
小粒といっても、メーカーによって大きさが異なるため、そこは注意するようにしてください。
また、フードのサイズだけではなく、質にもこだわるようにしてください。
段階に合わせてその子に合ったフードを選ぶようにしましょう。