
ギャザーはオーガニックチキンを主原料として使用しているキャットフードです。
オーガニックにこだわり作れれており、オーガニックのフードは今後トレンド化することも予想されています。
ギャザーの原材料、安全性、評判、値段など、様々な疑問について解説します。
ギャザーフリーエーカーキャットの基本情報


評価項目 | 評価(10/10) |
原材料 | 10 |
安全性 | 10 |
嗜好性 | 8 |
コスパ | 5 |
口コミ・評価 | 5 |
ココがポイント
- 動物性タンパク質にオーガニックチキン使用
- ミールや穀類不使用のグルテンフリー
- 第三者機関によるオーガニック認証
- 人口添加物が不使用
- 低脂質でヘルシー
対応ライフステージ | 成猫用 |
販売価格 | 5,800円 |
体重6kgの成猫1日あたりの価格 | 約405円 |
内容量 | 1.81㎏ |
主原料 | チキン(オーガニック) |
穀類 | 不使用 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール |
ミール・副産物 | 不使用 |
合成酸化防止剤 | 不使用 |
合成香料・合成着色料 | 不使用 |
原産国 | カナダ |
販売元 | ペットキュリアン社 |
編集部によるギャザーフリーエーカーキャットの総評
ギャザーはチキンを主原料としたオーガニックのキャットフードになっています。
動物性タンパク質がチキンのみとなっているため、猫のアレルギーの心配も少なく、副産物なども使用されていないので安心と言えます。
また、認定基準が厳しいとされているオーガニック認定も受けており、オーガニック志向の飼い主さんにはおすすめです。
クランベリーなどが含まれていることから猫のかかりやすいとされている尿路結石の予防にも効果が期待できます。
高品質のフードですが、そのため価格がやや高くなっています。
対応ライフステージも成猫となっているため、子猫には与えることができず切り替えが必要なフードとなっています。
ギャザーフリーエーカーキャットの原材料と安全性を徹底分析
これからトレンド化が予想されるギャザーですが、果たしてどのようなキャットフードなのでしょうか?
中国産原材料・肉副産物が不使用で、健康をサポートするベリー類やクリルなども含まれている高品質なキャットフードです。
ギャザーの原材料を分析しながら品質や安全性を詳しく説明していきます。
ギャザーフリーエーカーキャットの原材料表と成分表
ギャザーフリーエーカーキャットの原材料表と成分表は以下の通りです。
原材料表

原材料
チキン(オーガニック)、乾燥チキン(オーガニック)、エンドウ豆(オーガニック)、レンズ豆、鶏脂肪(ミックストコフェロールで酸化防止)、フラックスシード(オーガニック)、天然香料(チキン由来)、ブルーベリー、クランベリー、乾燥ローズマリー、卵殻粉、ビタミン類(ビタミンAサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、ナイアシン、イノシトール、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、硝酸チアミン、d-パントテン酸カルシウム、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12サプリメント)、ミネラル類(タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、タンパク質キレート銅、タンパク質キレートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン酵母)、DL-メチオニン、タウリン
粗タンパク質 | 30.0%以上 |
脂質 | 16.0%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 |
灰分 | 9%以下 |
水分 | 10%以下 |
リン | 0.7%以上 |
マグネシウム | 0.09%以上 |
タウリン | 0.21%以上 |
オメガ6系脂肪酸 | 2%以上 |
オメガ3系脂肪酸 | 0.4%以上 |
エネルギー(1kgあたり) | 3664kcal |
ギャザーフリーエーカーキャットに使用されている原材料
ギャザーにはミール・副産物の使用がありません。
健康に害があるとされる人口添加物なども使用されていません。
チキン(オーガニック)、乾燥チキン(オーガニック)
ギャザーの主原料はオーガニック認証を受けた濃厚な風味の平飼いのチキンで、鮮度と質にこだわっています。
平飼いをすることで、鶏にストレスがかかることなく、質のいいチキンを原材料として使用することができます。
乾燥チキンは、ジャーキーのような製法で乾燥させており、生肉の4倍以上のタンパク質が含まれています。
また、動物性タンパク質はチキンのみとなっており、猫のアレルギーにも配慮されています。
エンドウ豆(オーガニック)
オーガニックの認定を受けている選りすぐりの有機エンドウ豆が使用されています。
このエンドウ豆には、食物繊維が豊富に含まれていることから、腸内環境を整える効果が期待できます。
毛玉のケアや便秘などの症状を改善することができます。
ブルーベリー、クランベリー
ブルーベリーやクランベリーは、高い抗酸化作用があり猫がかかりやすいとされている下部尿路疾患の予防に有効な成分です。
特に、クランベリーに含まれているキナ酸は、アルカリ性に傾いてしまう尿を正常なpHに近づける効果が期待できます。
尿路結石は尿のpHの値のバランスが崩れ、尿がアルカリ性に傾いてしまうことで結石ができてしまいます。
ブルーベリーやクランベリーはこれらの予防に効果が期待できます。
ギャザーフリーエーカーキャットの安全性について
第三者機関による多くの認証
CORオーガニック認証
CORオーガニック認証とはカナダの有機制度である、Canadian Organic Regime(COR)に基づいて与えられます。
日本国内の有機JAS制度とカナダのCOR制度は、お互いの有機制度が同等であると認めています。
USDAオーガニック認証
USDAオーガニック認証とはアメリカの農務省である、United States Department of Agriculture(USDA)の機関であるNOPが定めたオーガニック食品基準に基づいて与えられています。
認証を受けるためには条件が必要となり、政府の承認を得ている検査官による現地査察、栽培地で3年以上農薬を使用していない、オーガニック栽培計画書などの証明資料とオーガニック製品の提出などがあります。
MSC認証
MSC認証とはMarine Stewardship Council(MSC)で、海洋の自然環境や水産資源を守り獲られる水産物に与えられています。
漁獲する漁業現場以外にも、水産物の加工や流通の過程でも審査があり、MSC認証を受けていることで世界の海洋保全を間接的に応援できるようになっています。
VEGAN.ORG認証
VEGAN.ORG認証とは非営利団体であるVegan Actionによって認定されたベジタリアンレシピに与えられています。
動物性原材料が不使用であること、生産の際に動物実験を行っていないことなどを証明することができます。
製造会社はカナダのペットキュリアン社
ギャザーフリーエーカーキャットを製造しているのはカナダのペットキュリアン社です。
ペットキュリアン社が使用する原材料のほとんどは地元のもので、地元の素材を使用することで長距離輸送でのCO2の排出を抑えることもに、素材の鮮度を十分に生かすことができます。
ペットキュリアン社は環境にも配慮したフードづくりを心がけており、ペットの食事も自分の家族に食事を作ることと同じような愛情をもっています。
さらにFDAやDFIAなどの認証を受けている工場で製造を行っており、原材料の生肉は鮮度や品質を保つために0~2℃で運ばれ、12時間以内に加工されています。
原材料の栄養成分や水分量などの検査や分析なども丁寧にチェックしており、各工程での栄養レベルチェックは近赤外線技術により行われています。
完成したフードも第三者機関でチェックを受けるなどの徹底した品質管理が行われています。
ギャザーフリーエーカーキャットの1日の給与量
愛猫には自然のものを使用したオーガニックのフードを与えたいという飼い主さんにはおすすめのフードです。
また、チキンを好んで食べる猫の場合には、動物性タンパク質がチキンのみのギャザーは非常におすすめであると言えます。
成猫用のフードとなっていますが、成分量を見てみると育ち盛りの子猫が食べても問題はないと思われますが、栄養不足にならないように十分注意するようにしてください。
尿路結石が気になる猫には予防の効果が期待できます。
体重 | 成猫 | 活動猫 |
2.3~3.21kg | 31~43g | 37~52g |
3.2~4.5kg | 43~62g | 52~75g |
4.5~6kg | 62~81g | 75~97g |
6~7.3kg | 81~99g | 97~119g |
7.3~9kg | 99~124g | 119~149g |
これはあくまでも目安なので、猫の種類や運動量、食欲に合わせて調整してあげましょう。
フードを与える際には、きれいで新鮮な水も一緒に与えてください。
ギャザーフリーエーカーキャットはどこで買える?
ギャザーは都市部の専門的なペットショップで購入できます。
その他インターネットでも販売されていますが、送料無料の楽天が最も安く買えるようです。
ギャザーフリーエーカーキャットの口コミ・評判
ギャザーフリーエーカーキャットの口コミと評判をTwitterのつぶやきから調べてみました。
チャンピオンもペットキュリアンもカナダ。Gatherの食いつきもよかったし、キャットフード美味しいんやろなー。
— kDp (@snowpee4) 2019年4月14日
今日は私(人間)の昼食を、最近与えているギャザー(Gather)というキャットフードにしてみました。結論から言うと、私これ好きです!猫と一緒にバリバリ食べちゃいました。⇒「私も昼食に、キャットフードを食べてみた」⇒ https://t.co/IdIfMe2ufS
— 酒井信一郎と猫9匹 (@beerwell) 2018年10月24日
まとめ
ギャザーは主原料として動物性タンパク質のチキンを一種類だけ使用しており、アレルギーの心配がなくなっています。
また、こだわり抜いた原料を使用し、完全なオーガニックフードを作り上げました。
副産物やミールは使用されておらず、猫の害となる人口添加物やアレルギーの原因となる穀類も含まれていません。
猫のための完全なオーガニックフードはまだ珍しく、その証拠として厳しい評価基準のオーガニック認定も受けています。
主原料以外にも使用されている原料には、猫の健康面を配慮したものが含まれており、栄養バランスも調整されています。
価格はやや高めに設定されていますが、オーガニックであることを納得できるのであれば、非常に良いフードなのではないでしょうか。