
「ペットを長生きさせる」という理念のもとで作られたファインペッツ。
原材料の品質や安全性に徹底的にこだわり、すべて人が食べることのできる高品質のものだけ使用しています。
高品質かつ安全性の高さからネットで注目を集めていますが、実際のところどのようなフードなのでしょうか。
ファインペッツの原材料や安全性、評判、値段、様々な疑問などについて解説します。
ファインペッツの基本情報


評価項目 | 評価(10/10) |
原材料 | 8 |
安全性 | 9 |
嗜好性 | 7 |
コスパ | 7 |
口コミ・評価 | 7 |
ココがポイント
- 高品質なヒューマングレードの原材料のみ使用
- アレルゲンの少ないアヒル肉やニシンをメインに使用
- 中国産原料不使用
- リーズナブルな価格を実現しており購入しやすい
対応ライフステージ | 全年齢 |
販売価格 | 3,704円(初回購入1,000円) |
体重5㎏の成猫1日あたりの価格 | 170円 |
内容量 | 1.5kg |
主原料 | アヒル肉 |
穀類 | 全粒米 |
酸化防止剤 | ビタミンE |
ミール・副産物 | 不使用 |
合成酸化防止剤 | 不使用 |
合成香料・合成着色料 | 不使用 |
原産国 | オランダ |
販売元 | 株式会社エヴリワンズ |
編集部によるファインペッツの総評
ファインペッツは、低アレルゲンのアヒル肉とニシンをメインに使用したキャットフードです。さらに鶏肉や鶏レバーも含まれていて、肉類だけで原材料の85%を占めています。
タンパク質をたくさん必要とする猫にとって、理想的なフードと言えますね。
原材料はすべて最高品質のヒューマングレードのもので、人工添加物は一切使用してないので安心して食べさせてあげることができます。
ただカロリーが高めで消化吸収に優れているため、給餌量は少なめに指定されています。物足りなさそうにするかもしれませんが、猫の健康を考えて与える量には注意しましょう。
ファインペッツの原材料と安全性を徹底分析
開発者自ら携わることで、原材料の段階から安全を確認できるようになっているファインペッツ。
高品質かつ低アレルゲンの肉がメインに使用されていることからも、安全性がうかがえますよね。
このように原材料に徹底的なこだわりを持っていますが、具体的にはどのような原材料が含まれているのでしょうか。
原材料と安全性について、詳しく見ていきます。
ファインペッツの原材料表と成分表
ファインペッツの原材料表と成分表は以下の通りです。
原材料表

原材料
アヒル肉、ニシン、全粒米、ポテト、鶏脂、フレッシュサーモンオイル、鶏肉、チコリ、グリーンピース、鶏レバー、植物性繊維質(豆類由来)、ビタミン(ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、イノシトール、ビタミンA、チアミン、Dパントテン酸カルシウム、ピリドキシン、リボフラビン、ビタミンK、ベータカロチン、ビタミンD3、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)、ミネラル(亜鉛、鉄、銅、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、ユッカシジゲラ、マンガンオリゴ糖、ボリジオイル、フラックスシード、Lカルニチン、イヌリン
粗タンパク質 | 32% |
粗脂肪分 | 32% |
粗繊維質 | 32% |
灰分 | 20.0% |
水分 | 3.0% |
カルシウム | 0.7% |
リン分 | 0.68% |
銅分 | 5.0mg/kg |
亜鉛 | 150.0mg/kg |
ビタミンA | 16,50IE/㎏ |
ビタミンD3 | 1,650IE/㎏ |
ビタミンE (アルファトコフェロール) |
600㎎E/㎏ |
ビタミンK3 | 0.80㎎/㎏ |
ビタミンB1 | 9,80㎎/㎏ |
ビタミンB2 | 8,50㎎/㎏ |
ナイアシン | 53,00㎎/㎏ |
パントテン酸 | 23,00㎎/㎏ |
ビタミンB6 | 6㎎/㎏ |
ビタミンB12 | 45,00mcg/㎏ |
ビオチン | 225,00mcg/㎏ |
コリン化塩 | 750,00㎎/㎏ |
葉酸 | 9.0% |
ビタミンC | 350,00㎎ |
タウリン | 0.075% |
オメガ3 | 0.4% |
オメガ6 | 3.4 |
鉄分 | 5,0㎎/㎏ |
亜鉛 | 150,0㎎/㎏ |
マンガン | 40,0㎎/㎏ |
ヨード | 1.0㎎/㎏ |
セレン6 | 0.2㎎/㎏ |
エネルギー(100gあたり) | 427.2kcal |
ファインペッツに使用されている原材料
ファインペッツはアヒル肉やニシンをメインに、鶏肉や鶏レバーも使用し、肉だけで全体の70%以上になっています。
使用されている原材料は、すべてヒューマングレードの高品質なものになっています。
遺伝子組み換え作物や肉副産物、人工添加物などは一切使用していません。
また中国産原材料も不使用なので、品質と安全面での不安はないでしょう。
アヒル肉
人間とともに歩んできた食文化を考えたときに、アヒル肉は鶏肉や豚肉、牛肉に比べて摂取歴が低いので、アレルギーになりにくい素材として扱われることが多い食材です。
アヒル肉にはビタミンB群や不飽和脂肪酸、鉄分などが豊富に含まれています。
また、ビタミンB群が鶏肉の約4倍、鉄分が約6倍含まれています。
柔らかくて脂身が多いのも特徴です。
成長期の子猫や、活発な猫に適した食材となっています。
ニシン
ニシンもアレルギーになりにくい食材です。
ニシンは白身魚で、赤身魚に比べて、ヒスタミンの元となるヒスチジンがより少ないためです。
高タンパクの食材なので、アヒル肉では足りないタンパク質をニシンで補っています。
栄養素としてはカルシウムやDHA、EPA、マグネシウム、リン、ビタミンD、ビタミンB群を豊富に含んでいます。
全粒米
小麦やとうもろこしは使用せず、アレルギー性の低い全粒米を使用しています。
米はアレルゲンにまでならない程度に小さく分解した加水分解タンパク質として、アレルギーの療法食によく使用される食材です。
全粒米に含まれている食物繊維によって、胃腸の調子を整えてくれます。
グレインフリーにはなっていませんが、猫の消化器官に負担がかかるほど多くは含まれていません。
ポテト
ポテトは水溶性の食物繊維を含んでいるため、猫にとって消化の良い食べ物だと言われています。
特に便秘気味の猫などには効果的でしょう。
大量に与えると炭水化物の大量摂取になり肥満につながりますが、猫にも少量の炭水化物は必要食物繊維の摂取の点からも必要です。
うれしい食材
その他、サーモンオイルやチコリなど猫にとってうれしい食材も含まれています。
サーモンオイル
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸などの成分が含まれていて、特にオメガ3脂肪酸の含有量が多くなっています。
これらの成分によって皮膚や被毛の保護、免疫機能の向上、アレルギーの緩和など様々な効果を得ることができます。
オメガ3脂肪酸は不足しやすい成分なので、サーモンオイルが含まれているのはうれしいですね。
チコリ
体内にある余分な水分や老廃物を排出するサポートをしてくれます。
食物繊維が豊富なので、便秘にも効果的でしょう。
ファインペッツの安全性について
ファインペッツは、猫にとって本当に良いフードは何かをまじめに考えてフードの製造に取り組んでいます。
「人間が食べることのできるレベル」の原材料のみ使用し、またアレルゲンの低いアヒル肉をメインにしているので安全性は高いとされています。
人工香料や着色料、化学合成の保存料などの危険な添加物は一切使用していません。
ファインペッツはアヒル肉をメインにしていることから、中国産のものではないかと品質を心配する声もあります。
しかし公式サイトでは中国産の食材や、BSEが懸念される牛肉および牛肉関連副産物も不使用と公言しているので安心できますね。
全粒米を使用しており、グレインフリーのフードではないので穀物アレルギーを持っている猫には注意してください。
製造会社はカナダのTLCペットフード社
ファインペッツを製造したのは、カナダのTLCペットフード社。
TLCペットフード社は「ペットを長生きさせる」という理念を持ち、徹底的に安全性にこだわったフードを作っています。
アレルギーなど体に問題を抱えるペットにも、安心して生涯を通して与え続けられるフードになるように人間が食べられるレベルの原材料だけを使用しています。
従来はオーストラリアの工場で製造されていましたが、2016年により食の安全レベルが高いオランダの工場に移っています。
オランダの工場は世界最先端の「HACCP(ハサップ)」準拠の設備を持っています。
HACCPは食品の製造から出荷までのどの段階で微生物が入りやすいかを分析して、微生物の混入を未然に防ぐ方法のことです。
このことから製造段階でも、徹底して衛生管理を行っていることが分かるので信頼できますね。
ファインペッツの1日の給与量
ファインペッツは全年齢に対応したキャットフードですが、タンパク質量が多いため特に成長期の子猫や活発な猫におすすめです。
高カロリーなうえに主原料のアヒル肉は脂肪分が多いので、体や脳を発達させている段階の成長期の猫に与えると、しっかりと栄養素を摂取させてあげられます。
成長期に栄養が不足すると成猫になってから病気を発症する危険性が高くなるので、主食として食べさせましょう。
ただし米類が使用されているので、消化が苦手な猫やアレルギーを持った猫には十分に注意してください。
反対に米類が大丈夫な猫であれば、コスパが良いフードなのでおすすめです。
体重 | 成猫 | 子猫 | シニア猫 |
2kg | 20~24g | 30~36g | |
3kg | 30~36g | 45~54g | |
4kg | 40~48g | 60~72g | |
5kg | 45~55g | 67.5~82.5g | |
6kg | 50~70g | 75~105g | 40~56g |
7kg | 60~85g | 48~68g | |
8kg | 55~85g | 44~68g | |
9kg | 70~90g | 56~72g | |
10kg | 80~110g | 64~88g |
これはあくまでも目安なので、猫の種類や運動量、食欲に合わせて調整してあげましょう。
フードを与える際には、きれいで新鮮な水も一緒に与えてください。
ファインペッツはどこで買える?
ファインペッツは公式サイトからの通販のみで販売しています。
楽天やAmazonでは購入できません。
価格 | 送料 | 合計 | |
---|---|---|---|
価格 | 3,704円 |
配送先によって異なる
3kg以上購入で送料無料 |
4,204円
※配送先が東京都の場合
|
初回お試し用1.5㎏がおすすめ
ファインペッツは、「初回お試し用1.5㎏」がおすすめです。
通常3,704円かかりますが、初回購入に限り1,000円で購入することができるのです。
初回購入の際は代金引換が不可なので注意しましょう。
初回お試しから継続してファインペッツを継続して購入したい場合は、定期配送のオートシッププログラムというプランもあるので試してみてもいいかもしれませんね。
編集部からのコメント
調べてみたところ、楽天とAmazonではファインペッツの取り扱いはありませんでした。
そのため購入する際には、公式サイトを利用することになります。
公式サイトを利用すると、1袋1.5㎏を3,704円で購入することができます。
送料は配送先住所により異なり、500~1200円になりますが、3㎏以上の購入で無料になります。
また公式サイトで購入すると初回に限りお得な価格で購入できるので、おすすめです。
ファインペッツのQ&A
ここでは、ファインペッツに関してよくある質問をまとめていきます。
Q.ファインペッツはどこで買える?取扱店は?
ファインペッツは大型スーパーやホームセンターでは、販売されていないのでネット通販での購入が主になります。
ネット通販でも楽天やAmazonでは取り扱っていないので、公式サイトを利用しましょう。
通常価格も3,704円とリーズナブルになっていますが、初回購入ですと1,000円でお得に購入できるのでおすすめです。
Q.ファインペッツを猫が食べないときは?
今まで食べていたフードからの切り替えをする場合は、前のフードに少しずつ混ぜて与えたり、おやつをフードにトッピングするなどの工夫をすると食べてくれるかもしれません。
お湯でふやかすのも香りが良くなるので食いつきも良くなることがあります。
またフードを食べないことで体調不良を訴えている場合もあるので、様子をよく見てあげましょう。
Q.ファインペッツの保管方法は?
キャットフードは、1度開封したら湿気を吸収して酸化が始まってしまいます。
開封後はしっかり密封して、空気に触れる時間をなるべく短くしましょう。
また温度や湿度の変化によっても品質の劣化は起こります。
ファインペッツにはチャックが付いていますが、できるだけ直射日光を避け、涼しくて風通しの良い場所で保管するようにしてください。
ファインペッツの口コミ・評判
ファインペッツの口コミと評判をTwitterのつぶやきから調べてみました。
ゴハンを変えてみました
(≧∇≦)
ファインペッツのキャットフードでーす。
とりあえずお試しですが、6粒あげてみたら狂ったように、「ウメェ!!🤡ウメェ!!」って興奮してました🤡💦
全量にスイッチした頃、お腹が緩くなかったらコレにする🙌💗 pic.twitter.com/LXwOkV4QER— 🌶半チャーハン🌶 (@0cookieguruguru) September 26, 2018
ファインペッツの
カリカリに慣れたようです!昨晩は
黒缶(総合栄養食) に
タウリンのサプリをプラス❣️今朝は
ふりかけ無しで
ファインペッツ カリカリ
食べました😸❣️ pic.twitter.com/N9CCX7LsBf— 保護猫♡ミミ♡ (@a_rei_neko) November 20, 2017
朔太郎さんのごはん、悩みに悩んでファインペッツの初回お試しを頼んでみた。
興味津々なのでお味見してもらう。食いつき良好。もともとつやっつやなので毛並みが良くなりようはないのだが、血液検査の数値が今より優等生になるといいなとの期待を込めて変更することに決定。 pic.twitter.com/fg8gIVrame— きよみや (@ohsakanakana) November 28, 2018
まとめ
ファインペッツについて解説してきました。
「ペットを長生きさせる」という理念を持ち、猫の健康のことを考えて品質と安全性に徹底的にこだわって作られているキャットフードなのです。
主原料にはアレルゲンの低い、アヒル肉とニシンを使用しているので安心して与えられるフードと言えます。
他にも鶏肉や鶏レバーなどを使用し、肉類が多いのでタンパク質をたくさん必要とする猫にとって最適な食事です。
全年齢対応のフードなので基本的には心配いりませんが、内臓機能の低下しているシニア猫に与える際は量を調整してください。
またファインペッツには米類が使用されており、グレインフリーではありません。
使用されている米類はアレルギーの低い全粒米で、猫の体に負担がかかるほどは含まれていませんが、アレルギーを持った猫には注意が必要です。