キャットフードの選び方 成長段階で選ぶ

成猫のキャットフード

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成猫のキャットフード

子猫が成長して成猫になると、お世話の仕方も少し変わります。

適したキャットフードも成猫と子猫では異なります。

キャットフードは様々な種類のものが販売されていますが、成猫期の猫にはどんなフードを選べば良いのでしょうか。

ここでは成猫のキャットフードについて説明しています。

成猫期の猫の体について

成猫期の猫の体について

成猫期は、維持期とも呼ばれる時期です。

子猫用だったフードを成猫用に変え、肥満にならないように注意しなければいけません。

また、運動不足を防ぐために適度に遊んであげることも必要です。

成猫期の猫は、気力と体力ともに最も充実している時期です。

ここからは成猫期の猫の体について詳しくまとめていきます。

成猫期とはいつからいつまで?

成猫期は、一般的に1~6歳の期間のこと指します。

猫は生後1年くらい経つと成長が止まって、成猫期(維持期)になります。

この成猫期と言われている期間が約6年あり、人間の年齢で言う20~40歳くらいの時期にあたります。

成猫期は体力的にも成熟し、それほど多くのエネルギーを必要としない時期です。

成猫期には猫の体はほとんど成長しない

前述したように、人間で言えば成人にあたる成猫期は維持期とも言われており、体はほとんど成長しなくなります。

平均寿命のおよそ半分の6歳くらいまでを成猫期とし、その後の高齢期と分けて栄養管理を行うのが一般的です。

この時期の栄養管理が悪ければ、健康に悪影響を及ぼしたり体の衰えを早めたりすることになります。

何を食べても元気に見えるこの時期から、栄養バランスの摂れた食事をさせることが長生きの秘訣になります。

子猫のときと同じようにフードを与えては肥満の原因にも

体がほとんど成長しない成猫の時期に、子猫期と同じように高タンパク・高脂肪・高カロリーのフードを与え続けているとカロリーオーバーから肥満の原因になりやすいとされています。

肥満になってしまうと内臓や骨に大きな負担がかかり、健康を損なう危険性もあります。

肥満を避けるためには維持期の猫に合った栄養バランスのフードを適量与える必要があります。

フードの量を減らすダイエットは、猫にストレスを溜めさせたり栄養不足になったりなどの影響が出ることがあります。

定期的に体重を測る習慣をつけ、体重が増えてきたら獣医師さんに相談するのがおすすめです。

去勢や不妊をした猫も太りやすくなるので注意

去勢手術や不妊手術をした猫も、ホルモンバランスが崩れることなどから太りやすくなります。

去勢・避妊手術を受けた猫は、手術をしていない猫よりも20~33%代謝が低いことが明らかになっています。

このように消費エネルギーが減るため、子猫期と同じカロリーを摂取していると太ってしまうのです。

食事を見直し、適正体重を維持する習慣をつけておくように注意しましょう。

成猫のキャットフードの選び方

成猫のキャットフードの選び方

猫の成猫期は、約6年間あります。

そして、この6年を人間の時間に置き換えてみると約20年もの期間になります。

この期間には猫の体に大きな変化が起こることも考えられます。

そのようなことも踏まえて、どのようなキャットフードを食べさせてあげれば良いのかを考えましょう。

成猫のキャットフードの選び方には、いくつかのポイントがあるのでそれらについて説明しています。

子猫用やシニア猫用を選ぶときのように特化しているポイントではありませんが、猫の健康のために知っておくと役に立ちます。

動物性の良質なタンパク質が豊富に含まれている

猫は本来は肉食動物であるため、肉や魚の動物性タンパク質は体を作るだけでなく、体を動かす重要なエネルギー源になります。

また、猫に必要なタンパク質は良質な動物性タンパク質であるということも重要です。

キャットフードのパッケージに表記されている原材料は、含まれている量が多いものから記載するルールがあります。

このため、キャットフードのパッケージに表記されている原材料の1番左が、肉や魚となっているフードを選ぶようにすると良いでしょう。

また「良質な」タンパク質でなければいけません。

肉副産物や家禽ミール、ミートミールには粗悪な材料が含まれている可能性も否定できないので、こうした原料を使用しているものは避けるのが賢明です。

鶏肉やサーモン、チキンミールなど、どういった肉や魚か明記されるものを選ぶようにしましょう。

穀類や野菜が主原料のものも避けたほうが良いでしょう。

特に穀類が主原料のフードは、ほとんどがコストカットのためのかさましとして穀類を使用しており、猫の食性を考えているとは言い難いものが大半です。

穀物でかさましされていないものを選ぶ

猫は穀類を食べることはできますが、消化が得意ではありません。

穀類を食べ続けることで、消化器官へ負担をかけてしまう可能性もあります。

そのようなリスクを避けるためには、トウモロコシや小麦、米などの穀類が使用されていないグレインフリーのフードがおすすめです。

前述しましたが、安価なフードにはかさましのために穀類を多く使用しているものがあります。

このようなフードはお世辞にも猫の体のことを考えて作られているとは言い難く、なるべくなら避けたいものです。

危険性のある添加物に注意

キャットフードには、保存性や嗜好性を高める目的で様々な添加物が含まれていますが、その中には危険性が指摘されている添加物もあります。

危険性のある添加物摂取し続けることで、がんや内臓機能の低下などのリスクが高まると言われています。

キャットフードを選ぶ際には表記されている香料や着色料、化学的に合成された酸化防止剤だけでも確認しておきましょう。

特に猫の健康に悪影響を及ぼす恐れのある「BHA」や「BHT」などには注意が必要です。

無添加のものか、天然由来の添加物が使われているフードであれば安心です。

全年齢対応のフードがおすすめ

全年齢に対応しているキャットフードもおすすめです。

全年齢対応のフードは、すべての猫に合うように成分が調整されて作られています。

タンパク質やビタミン、ミネラル、脂肪、炭水化物などがバランスよく含まれているので、安心して与えることができます。

また、高齢期になっても同じフードを食べ続けることができるため、フードの切り替えによるストレスも軽減できます。

成猫へのフードの与え方

成猫へのフードの与え方

成猫へのフードについて悩んだことはありませんか?

与える量や回数、食べてくれないときの対処、シニア猫用へのフードの切り替えのタイミングなど、様々な悩みがあるかと思います。

これらの問題は動物病院などでもよく受ける相談です。

猫の食事については飼い主さんがしっかり管理してあげなければいけません。

ここでは猫の食事の量や回数、食べないときの対処法、フードの切り替えのタイミングなどを解説します。

与える量

与える量は猫の個体や運動量によりますが、一般的に成猫が1日に必要とするエネルギー量は、体重1㎏に対して約64kcalとされています。

室内飼育で運動量が少ない猫の場合は、体重1㎏に対して約52kcal程度を目安にすると良いでしょう。

この目安量を参考に量を調整して与えることが大切です。

肥満気味の猫の場合、量を減らそうと考える飼い主さんもいるかもしれません。

しかしフードの量を減らすと十分な栄養を摂取できなかったり、満足感が得られないことからストレスを感じてしまうことなどもあります。

カロリーの高すぎないフードを選んで、量は変えずに与えてみるのがおすすめです。

定期的に猫の体重をチェックして、フードの量には気をつけていきましょう。

与える回数

成猫にフードを与える回数は、朝・晩の2回に分けて与えるのが一般的です。

1日1食では猫が空腹で過ごす時間が長くなるので、食事の際に急いで食べて吐いてしまうことがあります。

また1日2回でも食事の感覚が長くなると、体が脂肪を溜め込みやすく肥満の原因になってしまうので注意しましょう。

フードをあげるだいたいの時間を決めておくと良いかもしれません。

子猫のうちは量を減らして回数を多くしていたかと思いますが、成猫の場合は様子を見ながら量と回数を管理してあげてください。

猫がフードを食べない場合

猫がご飯を食べないと飼い主さんとしては心配になりますよね。

病気の場合もありますが、猫は気まぐれな動物なので気分やキャットフードに飽きたことなどで食べなくなる場合もあります。

1、2食食べないくらいならそれほど心配する必要ありませんが、何食も食べない場合は栄養不足による危険性もあるので、対処が必要です。

  • 食器を変えてみる
  • ご飯を食べる場所の環境を変えてみる
  • 手で直接ご飯をあげてみる
  • ご飯のとき近くで見ていてあげる
  • ご飯の時間はできるだけ決めた時間に
  • ご飯を食べないときは一旦片付ける
  • キャットフードにトッピングするなどの工夫をする

猫がご飯を食べてくれないときは、これらの対処を試してみると良いかもしれません。

シニア猫用のフードへ切り替えるタイミング

猫の健康状態や体重の変化によってシニア用のフードに切り替える時期は異なりますが、おおむね7~10歳を目安に切り替えるのが基本です。

猫も年齢を重ねると、代謝の低下や歯が弱くなることで食べる量が減ってきます。

食べる量が減ると栄養不足になってしまうので、シニア用のキャットフードに切り替える必要があるのです。

シニア猫用のキャットフードは、もちろんシニア猫に必要な栄養素を強化して作られています。

そのため少食になってしまったシニア猫でも、バランス良く栄養が摂れます。

一般的に猫は7歳からが高齢とされるので、様子を見ながら10歳までを目安にキャットフードの切り替えをするのがよいでしょう。

もちろん、全年齢対応のフードを与えている場合はこの限りではありません。

まとめ

成猫のキャットフードについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

成猫は1~6歳までの猫のことを指し、維持期とも言われます。

体の成長が止まり、子猫の時期には必要だったエネルギーもそこまで必要としなくなります。

成猫にはカロリーが高すぎず、動物性タンパク質が豊富なもの、穀物でかさましされていないもの、無添加のものを選んで購入するのがおすすめです。

猫の体に良いフードを量や回数に注意して、食べさせてあげてください。

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